周辺観光

小さなやどのんは、山と海が近くて仲良しなまち、南三陸にあります。

宿を一歩出ると、そこは歴史ある静かな集落。

車を15分も走らせれば、自然を身近に感じられるスポットがたくさん。

どこに行こうか迷ったときは、気軽に宿主にきいてくださいね。

払川地区

山あいにある、10軒ほどの民家が立ち並ぶ小さな集落。信号もなければ、商店もない。
しかし、ただたたずむだけで、この土地のもつ秘めた力を感じられます。
何百年も昔からそこにあって、この地の歴史や、
人々が紡いできた営みを見ていたであろう、木や石たち。
自分を無にして歩けば、それらが語りかけてくるのが聞こえるでしょう。

霊山へと向かう人々が
身を清めた場所

その昔、南三陸町歌津地区にある「田束山」は信仰の山とされ、数多くの修験者たちが詣でた歴史があります。
その田束山へ向かう街道が交差する場所にある集落が、払川です。その名の由来も、修験者たちが神聖な霊山へ向かう途中、川で身を清めた(お祓いをした)ことからときていると言われています。集落を流れる沢の清らかな流れを見ると、そのこともうなずけます。

老木の生命力を感じる
千本桂

集落の中で、一際存在感を放つ巨木。根本から無数に株立ちしている様子から、千本桂と呼ばれています。老木に若木がまきつくように伸び、枯死と更新を繰り返す様は、えもいわれぬエネルギーを感じます。傍らには、室町時代のものとされる板碑が見られます。

払川集落が示す
持続可能性

わずか10軒ほどの民家が残る集落。一般的には限界集落と呼ばれるかもしれませんが、数百年前からほぼ変わらない世帯数だったとも言われています。急拡大も急成長もせず、自然とバランスをとりながら、つつましくも力強く続いてきたこの地の歴史に、持続可能性のヒントがあるのではないでしょうか。

払川の四季

春になれば山菜をとり、

夏になれば夕闇にほたるを探し、

秋になれば焚き木を拾って

冬には暖炉の前で雪景色を眺める。

季節の移ろいに合わせて暮らす、古民家の暮らし。

町内スポット

田束山

宿から車で18分

太平洋が一望できるビュースポット。ツツジや紅葉の時期にトレッキングもおすすめです。

ハマーレ歌津広場

宿から車で11分

ハマーレ歌津商店街の迎えにある公園です。滑り台やふわふわドームが子供達に大人気です。

南三陸311メモリアル

宿から車で18分

2022年にオープンした震災伝承施設。地域住民の声を集めたラーニングプログラムを提供しています。

巨石

宿から車で8分

縦にいくつか裂け目があります。悪心がある者は岩幅が狭まって通り抜けられないという言い伝えがあります。

他にも、さまざまなスポットやイベントが。
詳細は南三陸観光協会さんのWebサイトでも詳しく紹介されています。

滞在スタイル

のんびり、のんきに

テレビも時計もない空間。自然と隣り合わせの古民家。空を見上げて、今日はどんなことをしようか。そんな気ままな滞在も可能です。

泊まり方

施設紹介

アクセス

住所

〒988-0477 宮城県本吉郡南三陸町歌津字払川76